octobre 26, 2006 (jeudi)

たらいまわし企画・第28回「あなたの街が舞台となった本」

tarais28.jpg今回のたらいまわしの主催は、きみ駒、ほっこり。のきみ駒さん。今回のお題は「あなたの街が舞台となった本」。副タイトルは「お国自慢大会」! きみ駒さんこのお題を思い付かれたのは、単純に「皆さん、どこの人なんだろう?」って興味を持たれたからなのだそうです。確かに、普段のネットでのやり取りからは、相手がどこの方なのか全然分からないことが多いですものね。
今回は、色んな方のそれぞれの「街」が見られそうで楽しみです! どうぞよろしくお願いいたしますね。

この企画に興味をもたれた方は、右上の「たら本」アイコンをクリック! 初めての方も大歓迎です。どうぞお気軽に参加なさって下さいね。

自分がよく知っている、慣れ親しんだ街が舞台となった物語は、思い入れが5割増しになるように思いませんか?その土地の空気とか温度とか匂いとか、そういうのがダイレクトに感じられるからかもしれませんね。またその街の言葉が、素直に胸に響くからかもしれません。

 
ということで、「あなたの街」です。
ええと、どうしましょう。
私は東京出身で、今住んでるのは大阪。今までの人生、東京と大阪と大体半々ぐらいなんですが、「あなたの街」となると、やっぱり大阪かな… 東京育ちなので、大阪弁は下手なんですけどね。
あ、大阪で大阪弁が話せないのって、致命的なんですよー。大阪弁でなくても、どこか地方の言葉ならいいんです。どこの人なんだろう?って思われる程度。でも東京の言葉だけはダメです。特に、最初の職場は大阪の中でも結構濃い場所だったので、「ねーちゃん、何すかしとんねん」とお客さんに言われたりもしました。いや、気持ちは分かりますけどね、それしかしゃべれなかったんだってば…(^^;。

大阪出身の作家さん、すごく沢山いるんですよね。登場人物が大阪弁を話す作品も多いですし。まあ、時には、登場人物の大阪弁が受けつけなくて、読めなかった作品もありますが… だって、一体どこの言葉よ?って思っちゃうようなのも結構あるんですもん。きちんとした大阪弁だったとしても、私自身の好みもありますし。

そんな中で、作品の中で話されてる大阪弁が好きといえば、一番はきみ駒さんも挙げてらっしゃる田辺聖子さん。登場人物たちが話してる声が、今にも聞こえてきそうなんです。きみ駒さんは神戸のイメージで挙げてらっしゃいましたが、私にとっては大阪のイメージ。確かに東神戸とか六甲や淡路とか出てくるんだけど、やっぱり大阪。と思ったら、「苺をつぶしながら」の印象の方が強いからみたいです。読んだのはこっちが先だったし、主人公の乃里子が大阪城公園の緑が見えるマンションに住んでるからなんでしょうね。あと乃里子の友達の芽利さんも素敵だし。あと大阪が舞台といえば、「日毎の美女」も好き。こちらは完全に大阪が舞台です。大阪と言っても広いので、普段あまり馴染みのない地域の言葉も登場したりするんですが、田辺聖子さんが書かれてると、もうするんと入ってきちゃうんです。と、書きつつ、話し方が柔らかくてモチャモチャした感じなのは誰だったかな… と思ったら、「そうだ『苺をつぶしながら』の兎夢さんだ!」… ついつい読み耽ってしまいました。(笑) こういった作品は、自分自身があまり大阪を知らなかった頃に読んだこともあって(その頃はもっと神戸寄りの場所に住んでたので)、後で自分で大阪の街を歩くようになってから、本での出来事を追体験したような感覚がありました。


あと、今回「あなたの街が舞台となった本」ということで最初に思い出したのは、有栖川有栖さんと高村薫さん。

お2人とも大阪を舞台にした作品がとても多いです。
有栖川さんの作品に登場する大阪弁も、とても好き。読むたびに、ああ、生活圏内の言葉だなーと思います。大阪弁に限らないとは思いますが、話し言葉をそのまま文字にするのって、実は結構難しいですよね。単語や語尾そのものが特殊な場合はいいんですけど、標準語と同じ言葉を違うイントネーションで話していることも結構ありますから。…そんな時、思わず普段絶対に使わない「でんねん」「まんねん」で書きそうになることがある… と、有栖川さんご自身も以前講演会で仰ってました。うーん、分かる。でも「でんねん」「まんねん」は使って欲しくないです。やっぱり。(笑)
よく知ってる場所が登場する作品の場合、思い入れも倍増するというのもあるし、土地勘があって楽しいっていうのもありますね。本当は、その場所を知らなくても楽しめなくちゃ嘘だし、知ってても知らなくても、大勢にはそれほど影響がない場合が多いんじゃないかと思うんですが… でもこの作品だけは絶対に知ってる人の方が確実に5割増で楽しめる!という作品があります。その1つが、有栖川さんの「英国庭園の謎」に入っている短編「ジャバウォッキー」。これだけは、実際に土地勘のある人の方が、5割増で楽しめると思います。知らなくても十分楽しめる傑作だとは思いますが…! 初読の時のドキドキは未だに忘れられません~。

そしてこちらも土地勘がある作品。でも、そういう意味でも楽しめたんですが、こちらはそういう意味で出したのではないんです。そうじゃなくて、自分が見れなくて悔しかった情景があるから。この作品の中でとても印象的だったのが、とある教会にある見事な桜の木の情景なんですが、この教会は実在で、桜の木も本当にあったらしいんですよね。桜の木自体は、もうとっくに切り倒されてなくなってるそうなんですが…。で、実物を見てみたかったなあと思っていたら、たまたまそんなことを話していた相手が、そこの教会の付属幼稚園の出身! もうびっくり。満開の桜は、やはり本当に見事だったそうです。うわーん、やっぱり見てみたかった。うらやましいぞー。…今まで読んだ高村さんの作品だと、本当は「リヴィエラを撃て」が一番好きだったんですけどね。「李歐」は、男2人の関係がどうもアレなので。


「あなたの街」というにはちょっとズレた気がするし、お国自慢もできなかったんですが(むしろ「あなたのお国言葉」?笑)、この場で自分の家の本当に近所の作品を出す勇気はなかったので、こんな感じになりました。きみ駒さん、こんなのでもいいでしょうか~?

Posté par 四季 : octobre 26, 2006 11:00 AM | トラックバック企画 | commentaire (32) | trackback (19)


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Commentaires

四季さん、こんにちわ。
お国言葉っていいですよね〜。それが出てくるだけでもより親近感がわきそう。
東京にも正確には方言があるんだけど、あまり意識されるものでないのが残念ですわ。
「英国庭園の謎」はすっと思い出せたのに「ジャバウォッキー」が思い出せません…。どんな話だったかしら?
あとで確認してみようっと。

Posté par むつぞー : octobre 26, 2006 01:27 PM

四季さん、こんにちは。

四季さんは東京のご出身なのですね('∀'+)
東京と大阪半々ですか。私はご存知の通り宮本輝さんの小説が好きで、特に関西弁が出てくる作品が好きなのです。
私は別に関西弁を話す訳ではないのですが、会話とかがいいんです♪
田辺聖子さんの小説色々読んでみたいと思うのですが、結構絶版になっているものが多いのが残念です。

Posté par みらくる : octobre 26, 2006 06:06 PM

>むつぞーさん
小説だと、会話ってとっても重要ですよね。
好きな感じの大阪弁が出てくると評価が3割増になって
妙~な大阪弁もどきが出てくると、評価が7割減になっちゃいます。(笑)
私の場合ネイティブじゃないから、本当はそんな偉そうなことは言えないはずなのに(^^;。
あ、東京の方言もありますよね。普段は標準語に隠れちゃってるけど
実は全国区じゃなくて、びっくりした言葉とかあります。(笑)
むつぞーさんのおうちの辺りだと、言葉にも人にもとても味がありそうですねー。素敵。

「ジャバウォッキー」は、本を読んでるだけでもドキドキしますが
実際に本持参でルートを辿りたくなっちゃうんですよん(^^)。

Posté par 四季 [TypeKey Profile Page] : octobre 26, 2006 08:00 PM

>みらくるさん
宮本輝さんの作品の会話もいいですよね。
大阪市内の人の大阪弁だなあ、なんて思いながら読んでます。(違ってたりして…(^^;)
川三部作なんかもすごくいいと思うんですが、私が特に好きなのは「青が散る」。
大阪と神戸と、阪神間の雰囲気がすごく出てて好きなんですよ。あ、もちろん会話も。
でも宮本輝さんも挙げたら、きみ駒さんと2つも重なっちゃうし。結局、田辺聖子さんだけになりましたー。(笑)

田辺聖子さん、オススメするとしたら、やっぱり「私的生活」「苺をつぶしながら」かな。
30年ぐらい前に書かれてるみたいなんですけど、今読んでも全然古くないんです。ぜひぜひ♪

Posté par 四季 [TypeKey Profile Page] : octobre 26, 2006 08:11 PM

四季さん、一番乗りおめでとうございます! そしてありがとうー!!

>大阪弁でなくても、どこか地方の言葉ならいいんです。でも東京の言葉だけはダメ
うん、実際にこういう気風、大阪とか滋賀のあたりだとあるんですよねぇ。
東京弁だと「何、気どってるねん〜」て風当たり強くて、
東北弁がちょっとでも入ってると、「とぉいとこから来て頑張ってるんやな〜」って優しくされるらしい。
そんな仕打ちをされると、「関西なんて嫌い!」ってなる人も多いのに、四季さんは好きになってくれてありがとう。関西人を代表してお礼を言っちゃうわよ、ええ。

「苺を〜」の乃里子さんがやっぱり一番好きです。歳を取ってどんどんよくなってくのがわかるよね。憧れます。
そして芽利さん!いいよねー。目標です。象牙が静かに曇りを帯びて飴色になるように老けていきたいもんです。とりあえず、大声は出さないようにしようっと。

Posté par きみ駒 : octobre 26, 2006 09:31 PM

四季さん、こんばんは。
さきほどは、でがけに記事を書いたので、TBだけうってコメントが書けませんでした。
すみません。

田辺聖子さんは、ちゃんと読んだことないのです。
「私的生活」「苺をつぶしながら」ですね。メモメモ~♪

大阪というと、私は、宮本輝さんを思い浮かべました。
最近では、朱川湊人さん。
そして、じゃりんこチエ。(笑)
関西の友人から、大阪の子供はおやつに串食べるんや
と聞いて衝撃をうけたことあります。
四季さんのブログのイメージですと関西の匂いを感じなかったのですね。
東京生まれということで、妙に納得してしまいました。
ああ、そして。どちらも、うらやましい限りです。

Posté par pico : octobre 27, 2006 02:28 AM

>きみ駒さん
主催者さん、お疲れさまです。えへへ、頑張って一番乗りしちゃいました!

あら、滋賀の辺りもそうなんですか? それは知らなかった! 意外~。
でも、大阪人って気のいい人が多いのに、東京にだけはなんか敵対心があるんですよね。
あちらからは、全然相手にされてないというのに。(笑)
うん、大阪に来た直後にそんな仕打ちをされたら、きっと嫌いになってたと思うんですけど
そうではなかったので大丈夫でした♪
でも最初住んだ場所が、比較的標準語に近い場所だったので、大阪弁が上手くならなくて
しかも大学時代に東京弁に磨きをかけてしまったので(笑)、言葉に関しては結構苦労が~。

>象牙が静かに曇りを帯びて飴色になるように
わあ、この表現! ありましたね。ものすごく想像させる言葉ですよね。
芽利さんに憧れると同時に、象牙に開眼してしまいましたもん、私。(笑)
乃里子さんも芽利さんもほんと素敵。あんな風に素敵に年を重ねたいです~。

Posté par 四季 [TypeKey Profile Page] : octobre 27, 2006 06:26 AM

>picoさん
わ、そんな全然ですよー。
というか、私もいつもTBを先に打って、後からゆっくりコメントを… ですし(^^;。

宮本輝さんに関しては、みらくるさんへのコメントに書いた通りですが
そうそう、朱川湊人さんも大阪の方ですよね。大阪のどこなんだろう…
下町を舞台にした作品が多いから、やっぱりそっちの方なのかしら?
「じゃりんこチエ」は、確か西成の方ですね。もう、あの辺りの雰囲気、そのまんまです。
あと有名どころでは、東野圭吾さんとか! 筒井康隆さんもそうですね。

大阪とは言っても、私が住んでるのは大阪色が薄めのところなんですよー。
何箇所か住みましたが、東京から転勤してきた人も安心して住めるような場所ばかり。(笑)
なので、おやつに串を食べたこともなく… あ、たこ焼き焼くのは上手いですけど。(笑)
河内弁や泉州弁には圧倒されがちだし(最近はかなり慣れましたが!)
やっぱり似非大阪人かもしれません~、私ってば。(笑)

Posté par 四季 [TypeKey Profile Page] : octobre 27, 2006 06:46 AM

大阪弁、OKなのとOKじゃないのがあるってわかります。
今、放送している「芋たこなんきん」は割と抵抗なく聞けますが
聞きにくい大阪弁って確かに存在します。
特に、私は、落語好きなんですけど、
関西の落語がダメですね~。
ちょっと、いらっとするくらい(笑)
変テコな台を置いて、しゃべるのも、気にくわない。
東京と大阪はやはり文化の違う街なんだなあと
しみじみ思います。
そして、高村薫さんだ、わーい(嬉)
私は、これの単行本バージョン『わが手に拳銃を』しか
読んでいないのですが…
>男2人の関係がどうもアレ
そうなんですよー。
私も高村薫ファンの人といろいろ話したいと思うのですが、
ボーイズラブ的に好きという方が圧倒的に多くて…(;´Д`)
高村さんご自身は、そういう動きをどう思われているのか
気になるところです。

Posté par LIN : octobre 27, 2006 10:13 AM

こんにちは。
田辺聖子さんの作品て、古典に関する物以外の創作ものは一度も読んだことないんですよ。でも今回はきみ駒様もあげてらして、とても興味がわきました。
彼女の描く清少納言がたまらなくカワイイのです。きっと創作のほうの女の子もカワイイんでしょうね。
あと、アリス・・・すっかり忘れてました。
火村先生は確か京都のDO志社大学の教授とかいう設定でしたっけ・・・。英国庭園までは読みましたが、鉄道までは手が回りませんでした。高村薫も大阪ですよね。私は照柿を挙げました。やはり合田。大阪弁の合田に色気を感じます(変

Posté par moji茶 : octobre 27, 2006 04:09 PM

四季さん、こんにちは。
あ、四季さん関西ネイティブの方ではなかったのですね。実は、関西の話をして頂く度に、ふーん、四季さんって関西の人かあ・・・ってなんとなく感じていました。東京のご出身と知り、なんだかすごく腑に落ちています。四季さんにたいして、東京、もしくは関東出身のイメージがずっと強かったんです。で、今ではすっかり関西人らしくなられて、でんねん、まんねんを使わない日はないのですね(笑)

あ、僕も高村作品では『リヴィエラを撃て』か『神の火』がもっとも好きです。お仲間だ~。でも『照柿』でつまずいたままです。

Posté par kyokyom : octobre 27, 2006 08:38 PM

>LINさん
あ、私も落語は江戸前の方が好きです~。
いや、落語には全然詳しくないんですけど
上方落語は、見るたびになんだかすごく違和感が…(^^;。
やっぱり全然雰囲気が違いますよね。
上方は、なんかもちゃもちゃしてる気がする。
思い込みかもしれないけど、私にとっての落語は、
やっぱり江戸っ子の粋が欲しい分野です。
(芸人さんの大阪弁も、実はあまり好きじゃないので)

そして高村薫さん。
新聞によく登場してることもあって、すごく地元意識があるんです。
でもそうなんですよね、実は結構ボーイズラブ的要素が…
私は、ご本人も分かって書いてらっしゃると思うんですけど
実際のところはどうなんでしょうね?
あれだけ骨太な作品なのに、そういう要素ってすごく不思議。
実はそういうジャンルがお好きだったり?(笑)
そのせいか、今ひとつ掴みきれない作家さんでもあります。
「リヴィエラ」は好きですが~♪ あ、「神の火」もっ。

Posté par 四季 [TypeKey Profile Page] : octobre 27, 2006 09:06 PM

>moji茶さん
ねね、田辺聖子さんの書く女性って可愛らしいですよね~。
最近の作品は、またちょっと違ってきてるみたいなんですけど
(「ジョゼと虎と魚たち」とかね、全然ちがーう)
以前の作品はほんと好きで、創作も古典もよく読んでたんですよ。
今回記事を書きながら読み返してたら、
もう色々読み返したくなってきちゃって~。堪らないです~。

そそ、火村はDO志社大学(笑)の助教授ですね。
「英国庭園」の後だと、「朱色の研究」や「絶叫城殺人事件」が好きです。
某鉄道は、長く待たされた割に… ごにょごにょごにょ。
短編ばかり続いて、早く長編が読みたい!と思ってたんですが
いざ7月に出ても、まだ読んでないダメな私(^^;。
そろそろ予約を入れなくては~。

Posté par 四季 [TypeKey Profile Page] : octobre 27, 2006 09:17 PM

>kyokyomさん
そうなんですよ、実は全然ネイティブじゃないんです。
それが今や毎日のように、「でんねん」「まんねん」を… じゃなくて。(笑)
未だに「出身どこ?」って聞かれることが多い私は
話し方とかその他諸々、東京が抜けきってないのでしょう。
これでも、ボケとツッコミは、かなり上達したんだけどな~。(笑)
そしてブログでも、やっぱりそんな雰囲気を醸し出してたんですね。えへへ。

あ、「神の火」もいいですね! 私も大好きです(^^)。
そしてkyokyomさん、実は「照柿」でもお仲間ですよ!
上巻の半分ぐらいまでは読んだんですが、それ以降止まってるんです。
こんなところで共通点があるなんて、びっくり~。
でも嬉しいです。こっそり。(笑)

Posté par 四季 [TypeKey Profile Page] : octobre 27, 2006 09:28 PM

四季さん、こんばんは。
大阪の町って独特で、勢いがあってすごいなぁと思います。
田辺さんの「私的生活」「苺をつぶしながら」は、私も大好きです。
今読み返すと、バブルの時代の頃が蘇ってきて、ざわざわっと心が騒ぐんですよね。(笑)
乃里子さん、好きだなぁ。
「李歐」は、たら本で、以前慧さんが挙げてらしたので、早速読んでみました。面白かったです。確かにボーイズ・ラブなんだけど(笑)、この迫力は、高村薫さんならではでしたね。
教会、桜の木は実在なんですか!(*^。^*)

ところで、大阪というと実はまず浮かぶのが、、「じゃりんこちえ」ちゃん。
好きなんですが、これは、四季さんのイメージとは、全く違いますから!!四季さんは知的で、美しい人です!

Posté par ワルツ : octobre 29, 2006 01:07 AM

>ワルツさん
いやん、ワルツさん褒めすぎですって~。(笑)
あ、でも、ありがとうございます。すごく嬉しいです♪
私自身は、良くも悪くも、今ひとつ大阪人らしいとは言えないかもですが
住む場所としての大阪は結構好きなんですよ。ねね、独特のパワーがありますね。
力強いんだけど、東京みたいな有無を言わさない流れの速さとはまた違うパワー。
思い切って飛び込んでみたら、ちゃんと受け入れてくれる懐の深さとか。
大学を卒業してこっちに戻って来た時に、「あ、住みやすい…」と思ったんです。
大阪に愛着を持ったのって、その時かも。

「李歐」の教会は、大阪市西淀川区の姫里教会というところなんですよ。
桜の木もなくなっちゃったし、建物も「李歐」の頃とは違っちゃってるそうなんですけどね。
桜の木、ほんと見てみたかったです。

Posté par 四季 [TypeKey Profile Page] : octobre 29, 2006 07:16 AM

四季 さん こんにちは
今回の きみ駒さんのお蔭でみなさんの関わりのある地域が見えてきて とてもうれしくなります 四季 さんが大阪にいらっしゃるんだって思いながら こうしてお話させて頂くのも 又趣が増します きみ駒さんに感謝ですね

本も映画も話し言葉の中にその地方の表現があるのって リアリティーと勢いがあって大好きです 
田辺聖子 とてもチャーミングな関西の方なんだなあ~って思いながら 彼女の作品を手にしてきました
ああ~それから『李歐』
高村薫の作品本当に好きです 最初彼女のこと男性の作家かと思ってました あのダイナミックさとクールな眼差しなどが・・・
四季さんもあげていらっしゃる『リヴィエラ・・』も『神の火』もどれも好きです
そして『李歐』に出てくる教会と桜が実在だったとは・・・見てみたかったです

今年の春先ごろ大阪に行って 何十年ぶりかで道頓堀の”今井”でおうどんを頂いたのです 店先の柳が健在でしたが お店の佇まいがすっかり変わっててちょっと・・・でした・・
でも おうどんは西の食文化ですね やっぱり美味しかったです

Posté par 慧の本箱 : octobre 29, 2006 01:50 PM

こんにちは、菊花です。
>時には、登場人物の大阪弁が受けつけなくて、読めなかった作品もありますが… だって、一体どこの言葉よ?って思っちゃうようなのも結構あるんですもん。
あー、わかるー!わかります。私は関西人ではないのでイントネーションまでは分からないのですが、それでも読んでいて「でんねん・まんねん系」の「え?そういう言い回し、するか?フツー?」って文章に出逢うと、とたんに作品の評価が下がるんですよね。逆に、うっとりするくらい美しい方言に出逢うと、評価急上昇です。
時代小説でも町人言葉と武家言葉が正しく使われている本を読むと、嬉しくなります。

Posté par 菊花 : octobre 29, 2006 03:58 PM

>慧さん
ネットでの付き合いって、案外相手のことを知らないですよね。
どこに住んでるなんていうのも、相手が自分から言い出さなかったら
特に聞かないまま、何年でもいっちゃうんですもん。
ほんと、きみ駒さんのおかげですね(^^)。

田辺聖子さんの作品も登場人物も、ほんとチャーミング。
きっとご本人も、とてもチャーミングな方なんでしょうねー。
そして高村薫さん。最初男性と思われる方が、すごく多いみたいですね!
でも、あの骨太な作風からしたら、無理もないかも。
私は最初から女性と思い込んでたんですが、なんでそう思ってたのか…
今になってみると、我ながらちょっと不思議です。(笑)

道頓堀の今井ですか。私も行ったことあるんですが、本店ではないんです。
本店にも行ってみたいな。あ、でも佇まいがそれほど変わっていたとは。
そうですね、西のうどんはだしが美味しいです。
でも、蕎麦は東京のが好きです~。
神田に大好きなお店があったんですよ。潰れてなきゃいいんですが…

Posté par 四季 [TypeKey Profile Page] : octobre 29, 2006 05:40 PM

>菊花さん
あ、やっぱり妙な言い回しで評価下がります? お仲間!
大阪弁と一言で言っても、泉州弁やら河内弁やら船場言葉やら北摂弁があって
しかも京都弁やら神戸弁やらとはまた全然違うのに、
そういう違いに頓着せずに、ちゃんぽんで出しちゃってる作品って結構あるんですよね。
「関西弁」は露出が多いだけに、分かってる気になって書いちゃう人が多いんですよねえ。
テレビのドラマなんかだと発音まで妙だったりして、一層タチが悪いです…。
他の地方でも、それぞれの土地の言葉に関して、同じように感じてる人は多いんでしょうねー。

でも、逆に方言がいい味を出してる作品もあるし! そういうのを読むと嬉しくなりますよね。
ああ、町人言葉と武家言葉。そうですね。菊花さんらしいです~。
その辺りの違いに関しては、あんまりちゃんと分かってないんですが
それでも例えば「奥方」「奥様」「御新造」辺りがごっちゃになってると、困ってしまいます。

Posté par 四季 [TypeKey Profile Page] : octobre 29, 2006 05:57 PM

地方の言葉って、テレビが普及する前と後で、まったくちがったものになってしまってるんでしょうね。
コトバって伝染病みたいなところがあるから、誰もテレビから流れるコトバに抵抗できない(笑)
もう、テレビ以前のコトバがどんなだったか、誰にもわからなくなってるにちがいないです。

関西弁は、明石家さんまを筆頭に、吉本の進出でイメージが変わった、とよく言われます。
さんまさんは、若い頃ドラマで「好色一代男」を演じてから、あの「でんねん・まんねん」に自信をもったらしい。

実際に関西のちまたで話されてる関西弁と、さんまの関西弁は大きくちがいますが、
例えば米朝師匠の関西弁だって、まったく特殊なもの。
さんま語が西鶴ゆずりとすれば、かなり奥深いものがありそうです。

さらには、モノマネということが可能なことを思えば、ひとりひとりでちがったふうな「自分弁」がある。
コトバっていうのは、なんとも不可思議なナマモノなんだなあと思います☆

Posté par overQ : octobre 29, 2006 07:12 PM

こんばんはです。
お隣に住んでいながら、なかなか大阪まで足を伸ばすことはなく、近くて遠い街だなぁ・・と日々思っております。
でもご紹介のを拝見していると、ああこういうハードさ(?)も大阪にあるんだ、と感じますね。

田辺聖子朝ドラはなんか安心して見られています。四季さんも書かれているように、方言を文章で表すのは困難なのでしょうね。で、実際の話し言葉はどんどん変わっていってるのでしょうし。
ちなみに私、落語は米朝がいいなぁ。

Posté par shosen : octobre 29, 2006 09:54 PM

東京や大阪だと、そこが舞台の小説、いくらでもありそうですね。
本の中に出てくる土地を歩けるって、うらやましいです。
でも地方に住んでいると、たま〜に都会に出ると、
「ここが大阪駅か」ってだけでお手軽に感動できたりします。
感動の前に人の多さに圧倒されてる方が大きいですが。

その土地の言葉を表すって、難しいですね。
私は愛媛出身ですが、同じ県内でも地区によって全然違っています。
ちなみに「坊っちゃん」に出てくるような伊予弁を話す人は、今はいません。

Posté par 小葉 : octobre 30, 2006 09:46 AM

>overQさん
ほんと、テレビによって随分と変わってしまったんでしょうね。
以前なら、自分の住んでる土地の言葉しか耳にせず、それしか話せなかったのに
テレビが普及したおかげで、全国総標準語化してますものね。逆に本来の言葉を話せなくなっちゃってる。
まあ、その分、言葉を話せないことによる排他的な雰囲気は、多少薄れてるのかもしれませんが…
…大阪の東京嫌いは、また別の話で。(笑)

吉本の芸人さんたちの言葉を関西弁だと思ってる人も多いと思うのですが
あれは芸人さんたちが作り上げた1つの方言ですよね。
あ、「1つの方言」というよりも、芸人さんの数だけ言葉があると言った方が妥当ですか?
となると、小説に出てくる変な関西弁も、また1つの方言に過ぎないのでしょうか…?(笑)
いやー、でも妙な関西弁はやっぱり勘弁して欲しいです… 背筋がぞわぞわします(^^;。

Posté par 四季 [TypeKey Profile Page] : octobre 31, 2006 08:18 AM

>shosen
そうそう、お隣なのに案外遠いんですよね。
JRの大阪から京都まで、新快速に乗れば30分なのに。
同じく大阪から神戸までも30分なのに、こちらも案外遠い。
あ、でも先週の土曜日、友達と嵐山に行ってきたんですよー。大悲閣千光寺を見に。

朝ドラは見てないんですが、私の周囲でも評判いいみたいです。
田辺聖子さんの原作だったとは、今回のたら本で初めて知りました!
大阪弁にも色んな雰囲気がありますが、田辺聖子さんの大阪弁は柔らかくて大好き。
河内弁まで柔らかく聞こえるというのは、ある意味違うのかもしれませんが…(笑)

Posté par 四季 [TypeKey Profile Page] : octobre 31, 2006 08:27 AM

>小葉さん
うん、大阪とか東京は、ありすぎて逆に難しいですね。
今になってみると、祖母のいる奈良を選んでおけば
もっと面白いラインナップにできたんじゃないかという気もしてきました。
うーん、これは祖母にエントリさせるべきだったかも。
となると、まずは万葉集かしら…。(笑)

やっぱり愛媛でも、地区によって言葉がまた違うんですね。
私にとって愛媛といえば、やっぱり「坊ちゃん」かなあ。
あの伊予弁がもうないとは、ちょっと淋しくなっちゃいますね。

Posté par 四季 [TypeKey Profile Page] : octobre 31, 2006 08:34 AM

天藍です。トラックバックだけおいていってたのに今気づきました。。すみませんすみません(陳謝)

四季さんは大阪でしたかー!
私も一時期大阪府内に住んでいたことがあります。・・・チャンポン似非関西弁しかしゃべれるようになりませんでしたが(苦笑)
綺麗な関西弁の文章はものすごく評価上がりますよねー!街の雰囲気までが匂い立つような文章だと、もう完全ノックアウトです。。

Posté par 天藍 : octobre 31, 2006 08:55 PM

こんにちは〜
TB&コメントありがとうございました。

東京と大阪のハーフなんですね(笑)
私は生まれも育ちも標準的な?大阪人ですが
東京大好きです。やっぱり刺激的な街ですね。
ちょっと外れますが、粋だなぁ〜と思うのが「横浜」
港町のせいか「神戸」と共通する部分もありますよね。

大阪は南に行く程言葉も文化もディープに
なって行くところはアメリカと似ているかも?(笑)
テレビで流れる大阪弁はちょっと?な部分がありますね。
「〜でんがな」「〜まんねん」なんて言葉使う人
まわりに誰もいませんから(苦笑)
なんか「たら本」の話がズレちゃいましたが
又今後ともよろしくお願い致します♪

Posté par ジャック : octobre 31, 2006 11:40 PM

こんばんは。
はっきりした方言がある地方っていいですよね。
大阪文学とか京都文学ってジャンルができそうな気がします。やっぱりうらやましい。

>ねーちゃん、何すかしとんねん
わはは。私も言われたことありますよ〜
「標準語って気取ってる」って!
私、栃木の人なのに…(笑)

Posté par Mlle C : novembre 1, 2006 11:00 PM

>天藍さん
あ、全然ですよー。どうかお気になさらず。
というか、私もいつもTBを先に送って、あとからコメントに回ってますし…
どうしてもタイムラグが…(^^;。

わあ、天藍さんも大阪に住まれたことがあるんですね。
でも生まれ育ってないと、やっぱり言葉は難しいですね。
私も毎日似非大阪弁に磨きをかけてますが、
なかなかネイティブへの道は険しいです。(笑)

Posté par 四季 [TypeKey Profile Page] : novembre 2, 2006 05:46 AM

>ジャックさん
そうそう、ハーフなんですよ。なんちゃってバイリンガル。(笑)
おお、ジャックさんは東京もお好きでしたか。
東京は、何ていうか、気力が充実してる時はすごく楽しいです。
やっぱり入ってくる情報量が違いますしね。刺激もいっぱいありますし。
でもちょっと疲れがたまってくると、歯車が噛み合わなくなって逆にしんどいような…。
その点、住むには大阪の方が住みやすいと思いますね。懐が深くって。
あ、うんうん、横浜や神戸もいいですよね~。

そうそう、アメリカと一緒ですね!(笑)>南にいくほどディープ
でもやっぱり、テレビの関西弁はまたちょっと違いますよね。
あれが本来の大阪弁と思って、安易に小説で使ったりしてる作品もありますが
そういうのは、読む気が一気に萎えてしまいます…(^^;。

こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたしますね!

Posté par 四季 [TypeKey Profile Page] : novembre 2, 2006 06:01 AM

>Mlle Cさん
あ、栃木は標準語なんですか?
↑でoverQさんも書いてらっしゃいますが
今はテレビの影響で、日本全国が標準語化してますものね。
そこの言葉に意地になって固執するぐらいじゃないと、残っていくのは難しいかも。
その点、大阪人は、東京に出ても意地になって大阪弁を使い続けてたりするので
残りやすいかもしれませんが…。(笑)
そういう大阪人の気質が、良くもあり悪くもあり、ですね。
一旦入り込んでしまうと、居心地がいいんですけどね~。

Posté par 四季 [TypeKey Profile Page] : novembre 2, 2006 06:12 AM



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